学資保険満期金受け取り時にかかる税金

保険が満期になると、満期金と呼ばれる多額の保険金を受け取ることができますが、この保険金の取り扱いには注意が必要です。その理由は、受け取った満期金の一部を翌年に税金として納めなければならない場合があるためです。

学資保険の満期保険金が課税対象となる税金の種類は、誰が保険金を受け取るかによって異なります。まず、学資保険の保険料を負担している親自身が満期保険金を受け取った場合は、所得税の課税対象となります。満期保険金によって生じる所得は、税法上では一時所得に分類されます。満期保険金に関する一時所得は、保険金から満期になるまでに支払った保険料の総額を差し引き、さらに特別控除額を差し引いた額に2分の1を乗じて算出されます。もし、他に一時所得が無ければ、計算した結果がゼロになれば、給与所得や雑所得などといった他の所得の金額次第で所得税を納める必要はなくなり、翌年の確定申告も不要となります。

一方、満期金を子供が受け取った場合は、保険料を支払っていた親から受取人である子への金銭の贈与とみなされ、贈与税の課税対象となります。贈与税は、贈与によって受け取った財産の価額の合計が基礎控除額にあたる110万円を下回れば申告も納税も不要となりますが、学資保険の満期保険金はこの基礎控除額を大きく上回るのが一般的となっているため、他の控除を適用しない限り贈与税はおさめなければならない可能性があります。

満期保険金にかかる税金については大抵、加入している生命保険会社から書面などで説明があるので、よく理解して納税手続きを済ませましょう。